27日投開票の衆議院議員選挙。
山口1区は自民党の前職の高村正大さんが当選を確実としました。
高村さんは当選確実を受け「世界が平和で安定していないと日本は繁栄の根本的な基礎の部分が成り立たないと思っている。世界の平和、安定に貢献しつつ、国内の多くの問題をしっかりと解決して、国民の1人1人が豊かになったな、幸せだなと思える状況を作っていきたいと思う」と述べました。
高村さんは1970年生まれの53歳。
外務大臣などを務めた父・正彦さんのあとを受け2017年の総選挙に旧山口1区から出馬し初当選。
石破内閣では外務大臣政務官を務めています。
今回の総選挙では祖父の代から地盤としてきた周南市が選挙区から外れましたが新山口1区から立候補。
政治と金の問題で逆風がある中選挙戦では「引き続き自公政権を選ぶのか、それとも、どんな枠組みになり、どんな政策になるのかわからない野党の連立政権を選ぶのかの政権選択選挙だ」と訴え、野党の新人3人を寄せ付けない戦いをみせ3回目の当選を確実としています。