●今後さらに前線は東へと進むため、県内の今降っている雨も、この先1~2時間で止む見通し
●雨が止んだ後も、湿った空気の流れ込みで雲が広がりやすく、一日スッキリしない空模様に
●台風21号は11月1日(金)にかけて非常に強い勢力で、先島諸島に接近するおそれ。その後の進路次第で、県内でも雨風が強まる可能性も
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県内は、きのう27日(日)の昼過ぎから雨雲がかかり出し、降ったり止んだりの空模様となりました。
この時間にかけて、まとまった雨雲は東へと抜けましたが、まだところどころで僅かに雨が降っています。
昨夜からの雲の様子を見てみると、前線によるまとまった帯状の雲が、この時間にかけて太平洋側へと進んでいます。
今後、さらに前線は東へと進むため、県内の今降っている雨も、この先1時間ほどで止むと見込んでいます。
その後は概ね雨の心配はありませんが、湿った空気の流れ込みで雲が広がりやすく、やや厚い雲が目立ち、きょう28日(月)は一日スッキリしない空模様となりそうです。
日中の最高気温は23度前後と平年並みですが、北よりの風が流れ込むため、日本海側ほど空気が冷たく感じられそうです。
一方で、現在 台風21号はフィリピンの東を西よりに進んでいます。
あす29日(火)になると、暴風域を伴いながら、北西方向に進み、11月1日(金)にかけて非常に強い勢力で、先島諸島に接近するおそれがあります。
2日(土)になると大陸方面へ北上する予想ですが、その後は進路を東よりに変えてくる可能性があり、本州付近では秋雨前線の活動活発化も合わせて、今週中頃にかけて雨風に十分注意が必要な状況となりそうです。
あす29日(火)も、南からの湿った空気の流れ込みで、雲が広がりやすく、午後にかけて広く雨となる予想です。
あさって30日(水)は、県内は高気圧に覆われるため晴れますが、週末にかけて、また天気は下り坂となりそうです。
今のところまとまった雨は、11月1日(金)と2日(土)が中心と見込んでいますが、台風21号の接近の仕方次第で、この先、予報が大きく変わる可能性があります。
今週中頃の天気に関しても、こまめに最新情報の確認をお願いします。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)