●一日過ごしやすい秋晴れで、絶好の洗濯日和に
●あす31日(木)の午後から天気下り坂。あさって11月1日(金)から2日(土)頃にかけて、警報級の大雨のおそれも
●3連休後半から、天気回復へ。来週前半は北からの冷たい空気が流れ込み、秋が一層深まる予想
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きのう29日(火)は前線の接近に伴い、県内では中部や東部を中心に、雨が降りました。
この時間にかけて、東部に少し雲も見えますが、広く晴れています。
県内は一日、大陸から大きく張り出す高気圧に覆われる予想です。このため、きょう30日(水)はほとんど雲もなく、過ごしやすい秋晴れが続く見込みです。
日中の最高気温は各地で23度前後。風も穏やかで、しっかりと日ざしが届くため、絶好の洗濯日和となりそうです。
一方で、あす31日(木)も引き続き、高気圧に覆われますが、日本の南に横たわる前線を挟んで、台風21号の姿が天気図の地図上に現れてきます。このため、晴天はあす31日(木)の日中までで、あす31日(木)の午後からは次第に天気は下り坂となりそうです。
この大型で非常に強い台風21号は、現在暴風域を伴い発達しながら、フィリピンの東を北西方向に進んでいて、台風の目も徐々に確認できるようになりました。
この先、あす31日(木)から、あさって11月1日(金)にかけて非常に強い勢力で、台湾を通過する見込みです。
2日(土)になると、東よりに進路を変えて、東シナ海に進む予想です。
この時点で、台風の形は崩れ、温帯低気圧へと変わる見通しですが、秋雨前線の活動も活発化するため、台風が西日本に接近する前の、あさって11月1日(金)から2日(土)頃にかけて、県内では警報級の大雨となる可能性もあります。
大雨への防災意識もしっかりと高めて過ごしていきましょう。
あす31日(木)の日中は、しっかり日ざしが届きますが、夜にかけて徐々に厚い雲が広がり、天気は下り坂となりそうです。
台風からの湿った空気や、活動が活発になる前線の影響で、あさって11月1日(金)と2日(土)を中心に、11月としては異例の大雨、風も少々強まるおそれがあります。
3連休後半になると、まとまった雨雲も抜けて、日ざしが届き出しますが、来週前半は山口市内でも、朝の気温が10度を下回るタイミングもあり、季節はまた一歩、秋へと進む予想です。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)