ふるさとの歴史を知ってもらおうと下関市豊北町で地元の子供たちが自分たちで植えた古代のお米・赤米の稲刈りを体験しました。
土井ケ浜遺跡・人類学ミュージアムの田んぼで稲刈りを体験したのは、豊北小学校の5年生28人です。
弥生時代の衣服・「貫頭衣」を着た子供たちは、同じく弥生時代の収穫道具である「石庖丁」や「貝庖丁」それに、鎌を使って稲を刈っていきました。
(児童)「普通の鎌を使う方がまだ楽」
(記者)稲刈りとかしたことありますか?
(児童)「ありません 意外と簡単」
「一気にばすっていった時に気持ちいい」
土井ヶ浜遺跡は、弥生時代の集団墓地で古代米である赤米は、今年6月に、子供たちが自分たちで植えたものです。ただ、夏場に害虫の被害があり収穫量は、例年よりも10キロほど少ないおよそ50キロの見込みという事です。
(記者)どんな風に育っている
(児童)「順調」
「いい感じによく育っていると思う」
「動きにくい部分があるけど貫頭衣を着てできるのが楽しい」
赤米は、1週間程度天日干しされその後、精米などを行って12月下旬に学校に届けられるという事です。
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