おととい(10月29日)防府市に住む女性が自宅の庭で取ったキノコを食べた後食中毒の症状を訴え病院に搬送されました。
命に別状はないということです。
山口県生活衛生課によりますと29日午前、防府市に住む40代の女性が自宅の庭に自生していたキノコを採りバター炒めにして家族2人で食べました。
その後、この女性に嘔吐や下痢などの症状が発生、病院に緊急搬送中に手のしびれが出たため入院しました。
命に別状はないということです。
女性が食べたキノコは「オオシロカラカサタケ」とみられ、春から秋にかけて芝生や草地などに群生するもので、白色から成長するにしたがって緑色からオリーブ色になるということです。
県生活衛生課では「食用と確実に判断できないキノコは絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげない」よう呼び掛けています。
県内でのキノコによる食中毒の発生は2008年以来、16年ぶりとなります。