各国の駐日大使による県内観光地の視察ツアーが7日から行われています。
2日目はことし「世界で行くべき場所」に選ばれた山口市を訪れました。
メキシコやフィンランドなど13か国の駐日大使が訪れたのは山口市の瑠璃光寺五重塔です。
このツアーは日本各地の魅力を知ってもらうために外務省が毎年開いているもので、山口県では初開催となります。
ニューヨーク・タイムズ紙で「見事な五重塔」と評された瑠璃光寺五重塔は、現在屋根の改修工事の真っただ中ですが、一行はその様子を間近で見学し、ひのきの皮を重ねて打ちつける伝統の檜皮葺や塔の歴史について学びました。
(メルバ・プリーア駐日メキシコ大使)「山口や日本各地から来た人によって、この仏塔を守ることや次の世代に託す動きがあることに感動しています。」
一行はその後、大内塗も体験し山口市の文化と歴史を感じました。
ツアーは8日までで、この他に美祢市の秋吉台なども巡りました。
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