来年春先に行われる秋吉台の山焼きで火の燃え広がりを防ぐための草刈りが、きょう(9日)有志の人たちによって行われました。
草刈りに集まったのは労働組合「連合山口」の組合員や家族およそ700人です。
秋吉台では景観や環境保全のために毎年春先に山焼きを行っています。
その際に火が燃え広がるのを防ぐため、草を刈り取る「火道切り」とよばれる作業が有志の人たちによって行われています。
地域の過疎・高齢化で人手が足りなくなる中、連合山口は秋吉台の環境や伝統を守ろうと火道切りを毎年行っていてことしで21年目を迎えます。
(連合山口 伊藤正則会長)
「連合山口はこれからも日本の宝 秋吉台の景観を守るためにこの活動を存続していかなくてはならない。皆さん方がいるからこそ秋吉台の美しい景観や生態系が守られて次の世代へと受け継がれていくのだと思っています」
秋吉台の山焼きは来年2月に行われる予定です。
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