県内で生まれた和牛の品質を競い、ことしのチャンピオンを決める品評会がきょう(12日)、山口市で開かれました。
生産者に連れられ、続々と会場に入っていく牛たち…
開かれたのは、ことしの県内の和牛のチャンピオンを決める県畜産共進会で、県内で生まれた生後11か月から28か月の若い牛=40頭が出品されました。
これは、県内の和牛のさらなる改良を目的に県などが毎年開いているもので、ことしで72回目になります。
審査員たちは、肉の付き方や皮膚の厚さ、毛の密度などを確かめながら、「肉用牛」や、繁殖を目的とする「種牛」として優れているかどうかを見定めていました。
(JA山口県 横山秀美常務理事)
「近年、飼料などが価格高騰し、 生産コストが非常に高止まりしていて(生産者も)経営が厳しいなかで努力されているので、その努力に心から敬意を表する」
あす(13日)は、乳牛=ホルスタインの品評会が行われる予定です。
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