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「有料サイトの未払い金」で720万円被害、「安心安全な副業を紹介します」で124万円被害… 山口県内で20代女性の詐欺被害相次ぐ

KRY山口放送 2024年11月15日 16時1分

萩市に住む20代の女性が「有料サイトの未払い金」があるなどとするうその電話を発端に電子マネー利用権720万円分をだまし取られる被害にあいました。

萩警察署によりますとことし6月中旬ごろ、萩市に住む20代の公務員の女性のスマートフォンに「有料サイトの未払い金」があるなどと記載されたメールが届きました。

女性がメールに記載されていた電話番号に電話をかけたところ、サポートセンターの「ミヤザキ」と名乗る男やコールセンターの「エトウ」を名乗る男から「動画見放題の未納料金がある」や「電子マネーで支払って欲しい」などと言われました。

話を信じた女性は6月12日から10月23日までの間、コンビニエンスストアなどで電子マネーカードを購入、コード番号を相手に伝え、電子マネー利用権あわせて720万円分をだまし取られたものです。

警察は「電子マネーを購入させコード番号を要求するのは詐欺の手口」と注意を呼び掛けています。

また、「安心安全な副業を紹介します」などをうたうSNSのメッセージを発端に、宇部市に住む20代の介護施設職員の女性が暗号資産124万円相当をだまし取られる被害を受けました。

宇部警察署によりますと10月17日、副業を探していた女性が登録していた副業サイトのSNSアカウントから「安心安全な副業を30名限定で紹介します」「私が稼げたのはこの副業のおかげ」などのメッセージが届きました。

その後、副業斡旋会社の社員を名乗る男から電話があり、副業を始めるために資金がかかるなどとして「消費者金融のアプリをダウンロードしてほしい」「副業の利益が出た時に備え、税金対策で他の所にお金を移す必要がある」などと言われ、話を信じた女性は指示に従い、消費者金融で借り入れた現金を元手に購入した暗号資産124万円相当を指定されたコインアドレスに送金しだまし取られたということです。

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