●あす16日(土)は瀬戸内側、あさって17日(日)は日本海側を中心に、スッキリしない空模様に
●来週18日(月)から県内は高気圧に覆われるため、しばらく晴れる日が続く予想
●北から冷たい空気が流れ込みやすく、来週は一気に気温が低下。風邪を引かないよう暖房も活用しながら入念な体調管理を
==========
きょう15日(金)は気圧の谷の接近により、朝からぐずついた空模様となりました。
このぐずついた天気は週末にかけても続く予想です。
あす16日(土)も気圧の谷や低気圧の影響で、南からの湿った空気が流れ込みやすく、瀬戸内側を中心に雨雲が広がり降ったり止んだりの空模様に。
あさって17日(日)になると南からの湿った空気の流れ込みは和らいできますが、今度は北からの前線の接近により、日本海側を中心ににわか雨が降る予想です。
あす16日(土)は瀬戸内側、あさって17日(日)は日本海側を中心に、スッキリしない空模様となる見通しです。
来週になると、県内は高気圧に覆われてしばらく晴れの日が続きそうですが、気温の変化には注意が必要です。
北から冷たい空気が流れ込むため、週明け18日(月)から気温は急降下。
朝晩の最低気温は一桁台、日中の最高気温も20度に届かない日が続き、季節がまた一歩進むような冷え込みとなる予想です。
体調管理にも十分気を付けたいところですが、
きょう11月15日(金)は七五三ということで「風邪ひき七五三」の法則をお伝えします。
・最低気温が7度以下
・前日との気温差が5度以上
・湿度が30パーセント以下
この条件が揃うと風邪を引きやすくなるといわています。
県内では来週19日(火)あたりから、この法則が当てはまってきます。
この先の冷え込みで風邪を引かないよう、特に朝晩は暖房器具も活用しながら体調管理に気を付けていきましょう。
台風情報です。
台風25号は今後台湾の南部から沖縄の先島諸島付近に進む予想です。徐々に衰弱へと向かい、あさって17日(日)には熱帯低気圧に変わる見込みです。
24号はフィリピン北部から西へ西へと進むため、どちらの台風も県内への直接的な影響はないと見込んでいます。
あす16日(土)もまだ気圧の谷の影響により、雨が降る予想です。
南からの湿った空気が流れ込みやすい瀬戸内側を中心に降ったり止んだりで、外出の際は雨具が必須の空模様に。
雨は降るものの、朝晩の気温は15度前後。日中の最高気温は20度前後にとどまりますが、湿気は多くなりそうです。
あさって17日(日)になると、今度は北から接近する前線の影響で、日本海側ほど雨雲が広がりやすくなるでしょう。
日中は瀬戸内側ほど気温が高く、雲の隙間から日が差すと最高気温は23度まで上がる予想です。
来週18日(月)から県内は西から張り出す高気圧に覆われるため、しばらく晴れる日が続く予想です。
西に高気圧、東に低気圧の冬型の気圧配置になることで、北から冷たい空気が流れ込みやすく一気に気温が低下。朝晩の最低気温は一桁台、日中の最高気温は20度に届かない日が続き、晩秋の寒さに。
急な気温の低下で風邪を引かないよう、暖房も活用しながら体調管理もしっかり行っていきましょう。
紅葉だよりです。
寂地峡や長門峡では見頃を迎えています。冷たい空気の流れ込みで来週は一気に紅葉が進みそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)