17日、山口県下松市の笠戸湾内で起きた3人が死亡した衝突事故で、徳山海上保安部は、タグボートと、沈没したプレジャーボートの双方を業務上過失致死などの疑いで捜査を進めています。
事故があったのは17日午前5時35分頃で、下松市笠戸島沖を航行中のタグボートの船長から「プレジャーボートと衝突した」と118番通報がありました。
プレジャーボートには男女4人が乗っていて、その後、沈没。一人は、自力で台船に上がり無事でしたが、プレジャーボートの船長ら3人が死亡しています。
タグボートは台船を引いていて徳山海上保安部によりますと、タグボートに傷がないことから、プレジャーボートは、台船か、台船とタグボートを結ぶロープに衝突したものとみています。
台船とタグボートとの間は、50メートルほど離れていたということです。
徳山海上保安部では、タグボートと沈没したプレジャーボートの双方を業務上過失致死と、業務上過失往来危険の疑いで捜査しています。
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