卓越した技術を持ち、その道の第一人者を国が表彰する「現代の名工」に山口県からは今年度、日立製作所笠戸事業所の松岡祝久さんが選ばれました。
「現代の名工」を受賞した松岡さんは、下松市の日立製作所笠戸事業所の新幹線などの車両を製造する部署に所属しています。
松岡さんは車両を作るためのアルミ加工に必要な補助装置である「治具」を新たに開発。
この「治具」の開発により、アルミ加工を効率的に進めることができ、作業時間の削減につながったことなどが評価されました。
「現代の名工」は今年度、全国で138人が受賞していて山口県内で受賞したのは松岡さん一人だけです。
(日立製作所笠戸事業所 松岡祝久さん)「現場でモノづくりをする自分たちにとっては、こういった賞というのはすごく励みになりますし、人材育成をこれからしっかりやっていくことで会社や同僚の皆に恩返ししていきたい。」
日立製作所笠戸事業所で「現代の名工」を受賞したのは、松岡さんが5年ぶり17人目になります。
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