動画再生サイトに表示された副業をすすめる広告をきっかけに下関市の50代の女性が現金と電子マネー利用権1300万円以上をだまし取られる詐欺の被害にあいました。
下関警察署によりますと、今月10日市内に住む50代の女性が動画再生サイトに表示された動画を視聴して報酬を得るといった内容の副業に応募しました。
女性は指示された通り動画を見ると口座に2回にわたり数千円が振り込まれたということです。
その後、「さらにお金を稼ぐ方法がある」「別の人の指示を受けてほしい」 などとメッセージで言われ、別のアプリに誘導されるとアプリの人物から暗号資産への投資を勧められました。
女性は指示に従い、暗号資産へ投資をしたところ「暗号資産の購入方法が間違っているので損失が出た」「損失の補填にはお金が必要」などと言われ話を信じた女性は指定された口座に現金およそ1364万円を振り込んだほか電子マネー利用権5万5千円分を送金し、だまし取られました。
女性が投資した資金を引き出そうをしたところ、さらに現金を要求されたことから不審に感じ警察に相談、被害が発覚しました。
警察はSNSでお金を要求するのは詐欺の手口としてお金を払う前に警察や家族に相談するよう呼びかけています。