列車事故への対応力をあげていこうと警察や消防なども参加した合同訓練が22日、JR徳山駅で行われました。
訓練は新南陽駅から徳山駅へ向かう列車が急に踏切に入ってきた乗用車と、衝突したという想定でJRや警察、消防からおよそ90人が参加しました。
訓練ではまず2次災害を防ぐため反対方向からやってくる列車に汽笛や信号炎管などを使って異常を伝えます。
そして車や列車に残された乗客らの救助にあたっていきました。
JR西日本では毎年、万が一、列車事故が起きても各機関が連携して対応できるようさまざまな想定での合同訓練を徳山駅で実施しています。
(JR徳山駅 西嶋 俊輔駅長)
「やっぱりお客様の命が一番大事ですのでその辺をしっかり守れるよう、各機関と協力してやっていきたい。」
JR西日本では、今回の訓練で出た課題に対応し実際の事故現場で活用できるようしていきたいとしています。
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