「西日本屈指の荒祭」として知られる防府天満宮の御神幸祭が、23日に行われました。
「兄弟わっしょい兄弟わっしょい兄弟わっしょい」
防府天満宮の裸坊祭=御神幸祭は、無実の罪で左遷された菅原道真公の御霊を慰めるための神事で、1000年以上前から続く「西日本屈指の荒祭」です。
午後6時になると白装束に身を包んだ裸坊たちが神輿を担ぎながら、「兄弟わっしょい」のかけ声を響かせていました。
神輿に続いて境内から出てきたのは、重さ500キロもある「御網代輿」。
「触れると願いが叶う」とされていて、多くの裸坊たちが群がっていました。
「とてもおもしろかった。わっしょいというところが力強く感じてよかった」
「階段を下りていくところが迫力があった。」
「一斉に兄弟わっしょい言ったりして、一体感があってよかった。来年も出れたら出たい」
ことしはおよそ4000人の裸坊が参加し祭りを盛り上げていました。
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