年末を前に高速道路の料金所での強盗事件を想定した防犯訓練が、周南市で行われました。
山陽自動車道=徳山西料金所で行われた防犯訓練には、NEXCO西日本の従業員らが参加しました。
訓練は、料金所の近くで声をかけてきた男が、従業員を凶器で脅し、売上金の入ったバッグを奪って逃走するという想定で行われました。
「警察、警察呼んでください」
この訓練は、強盗事件が増える年末時期を前に毎年行っています。
警察などへ、いち早く通報することや、犯人に向かって、目印をつけるためのカラーボールを投げるなど、いざというときの対応を確認していました。
(西日本高速道路サービス中国株式会社 竹本康子支店長)
「ETCの利用も90%を超えたが、年末にかけて収受金も現金が増えてくる。 それに対する女性のスタッフも増えてきているので、防犯意識や体制をできるように。」
全国的にも、2017年を最後に料金所での強盗事件は発生していませんが、訓練のなかで警察官は、「何事も人命が第一なので、犯人には逆らわずに対応してほしい」などと指導していました。
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