SNSを通じて金への投資を勧められ、防府市の男性が現金555万円をだましとられるSNS型ロマンス詐欺事件が発生しました。
被害にあったのは防府市に住む70代の無職の男性です。
防府警察署によりますとことし4月、SNSを通じて日本人女性を装おう栄養士を称する人物と知り合いやりとりしていたところ「金への投資で6000万円の利益を得た」などと 金への投資をすすめられたということです。
話を信じた男性は、5月13日から10月10日までの3回にわたり、指定された口座に555万円を振り込みだましとられました。
SNSを通じてやりとりしていた人物は当初、フェースブックで男性に接触し、その後、LINEに誘導。かたことの日本語で、途中、経済学者を名乗る人物も指南役として投資の指示をしてきたということです。
男性は5月13日に5万円、10月9日に500万円、10日に50万円、それぞれ別の個人名義の口座に振り込むよう指示され、10月10日分はネットバンキングだったということです。
警察では投資を装ってSNSでお金を要求するのは詐欺の手口と注意を呼び掛けています。