任期満了に伴い来年3月に投開票が行われる萩市長選挙に前の市長の藤道健二さんが出馬を表明しました。
藤道健二さん65歳は、銀行やメーカー勤務を経て、2017年の市長選挙で初当選し、2期目をめざした2021年の市長選挙で落選しました。
藤道さんはいまの市政は国や県との連携が取れていないと批判したうえで、公約の第一に、救急医療などを担うことのできる体制の整備を掲げ、市内2つの病院を統合し、中核病院を作りたいと訴えました。
(藤道健二さん)
「いまの市政につきましては、国や県あるいは関係者との具体的な連携や話し合いがなかなか図られていない」
「私は体制を一新して国や県そして関係者とも連携して、即座に2つの病院の統合に着手して、中核病院の実現を図って参ります」
このほか、小郡・萩道路、山陰道の早期実現や、銀行マンとしての経験や人脈を活かした、市長のトップセールスで、企業誘致を進めたいなどとしています。
現職の田中文夫市長は、近く正式に出馬を表明する予定です。
萩市長選挙は来年3月9日告示16日投開票となっています。
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