工業技術などを競う「ものづくりコンテスト」の全国大会で優勝した岩国工業高校の生徒が、日本一を福田市長に報告しました。
岩国工業電気科3年の吉原楽人さんは、今月(11月)岩手県で開かれた「高校生ものづくりコンテスト」の旋盤作業部門に中国地区代表として出場し、優勝しました。
旋盤作業部門は、金属製の円柱を制限時間・2時間以内に刃物付きの旋盤で削り、与えらえた設計図通りの作品に仕上げるものです。
寸法の正確性や見栄えなどが審査基準となり、吉原さんは満点に近い、94点。
この部門の日本一は2018年の下松工業の生徒以来で、県内2人目の快挙です。
(岩国工業 吉原楽人さん)
「傷が1つ付いただけでも減点される。たくさん練習してきた成果が出せた」
大手自動車メーカーへの就職が内定している吉原さん。
「技能五輪に出場したい」と次なる目標を掲げています。
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