本格的な冬支度が始まりました。
国宝=瑠璃光寺五重塔がある山口市の香山公園では、冬の風物詩=雪吊りの設置作業が行われています。
山口市の香山公園で始まった「雪吊り」の設置作業。
園内にある9本のクロマツに木製の柱を立て、そこから放射状に縄を張っていきました。
毎年、雪で枝が折れるのを防ぐためにこの「雪吊り」が行われています。
(山口松樹園 河田嶺さん)
「いましかない瑠璃光寺を見てもらって、(雪吊りで)特別感を感じてもらえたらと思う」
きょうの県内は強い寒気の流れ込みや強まる風の影響で、すでに冬さながらの寒さでした。長期予報では、この冬は度々寒波がやってくることで冬らしい寒さの日が多い見通しで、公園内が幻想的な雪景色になることへの期待も高まります。
作業はあす(29日)まで行われ、設置期間は、来年3月下旬までとなっています。
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