インターネット上の仮想空間であるメタバースやその活用について知ってもらおうというイベントが下関市で行われました。
メタバースはインターネット上に構成される3次元の仮想空間で、自分自身の分身であるアバターを介して、他の人と交流することができます。
イベントでは、大阪や鳥取などの学校が交流を行い、地元から参加した山の田中学校の生徒は、メタバースに馬関まつりや関門海峡を再現して下関を紹介していました。また、自治体の関係者が、メタバースを活用した情報発信について、メタバースの利用者と意見なども交わしたという事です。
(第3回メタリア総合文化祭実行委員会・津田大河委員長)
「メタバースの良さは、距離が離れていても空間を共有できる。ゲームだけではなくて、その中で仕事が出来たりコミュニテイーがあったり」
メタバースの活用では、大阪労働局が「バーチャルわかものハローワーク」を開設し就職相談などを行っています。下関市でこのイベントが開かれるのは3回目で、主催者は「多くの人にメタバースに興味を持ってもらいたい」と話していました。
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