ことし6月、福岡県内で痴漢行為を行ったとして山口大学教育学部の非常勤講師が逮捕された事件で、大学は12月10日付けでこの非常勤講師を停職2か月の処分としました。
停職2か月の処分を受けたのは山口大学教育学部の40代の男性・非常勤講師です。
山口大学によりますとこの非常勤講師はことし6月、福岡県内で痴漢行為を行ったとして福岡県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕され、その後、8月に不起訴処分となっています。
大学側は就業規則に基づきこの非常勤講師を10日付けで停職2ヶ月とすること決め、12日に本人に通知しました。
大学によりますと非常勤講師はこれまでの大学側からの事情聴取に対し、反省の弁を述べているということです。
山口大学の谷澤幸生学長は「今回の事態を重く受け止め、今後このようなことが起こらないよう職員に対して一層の意識啓発を図り、信頼の回復に努めてまいります。」などとするコメントを出しています。