宇部市の中学生が地元に伝わる伝統文化・小野和紙の紙漉きを体験しました。
楮の木の皮を剥いだり、紙漉きを体験したのは、厚東川中学校の2年生およそ20人です。
生徒は、地元の人の指導を受けながら繊維状にした楮やのりを入れた水を「かせ」という道具ですくい取りA3サイズの和紙にしていきました。
宇部市の山間にある小野地区では、1984年まで、地元産の楮などを使って和紙の生産が行われていました。
その後、一旦途絶えたものの、35年ほど前に当時の小野中学校を中心に和紙作りを再開させ、その伝統は、合併した厚東川中学校にも引き継がれました。
(厚東川中学校の2年生)
「地域の伝統でこういう和紙を作ったりとか見学で竹を見たりとか伝統を知ることが出来てよかった」
出来上がった和紙を使って、今後、LEDランタンをつくるという事です。
この記事の動画はこちらから再生できます