事件解決の手がかりとなる犯人の似顔絵の描き方を学ぶ警察官対象の講習会が16日、開かれました。
「輪郭について教えてください」
「あごがちょっとしっかりした横幅が広いような」
山口県警察本部で開かれた講習会には警察官およそ40人が参加し、「空き巣」の想定で、目撃者役から犯人の特徴を聞き出し、実際に似顔絵を作成しました。
県警では現在、事件などで似顔絵作成の実績がある警察官や職員23人を「似顔絵捜査官」に指定しています。
(似顔絵捜査官)「声かけとか。小学生や中学生から聞いてかかせてもらったり。優しそうだったらたれ目だったりああいうのから糸口を見つけてかく」
参加者のほどんどは初心者や、似顔絵捜査官を目指す人たちで、美祢市出身の漫画家・苑場凌さんから似顔絵の指導も受けました。
(似顔絵捜査官を目指す警察官)
「似顔絵捜査官とは描いてきた件数が違うのでこの人ですごい似てます!と言ってもらいたいなって」
県内ではことし窃盗やわいせつなど98の事件で似顔絵が作成され、15件が検挙につながったということです。
(Ⅴ1’23+20)
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