山口市でことし11月にひき逃げによる交通死亡事件があった現場で、警察による講習会が開かれました。
山口市穂積町で開かれた山口警察署による講習会には、地元の住民らおよそ30人が参加しました。
この場所では11月10日未明、車いすに乗った男性が乗用車にはねられ死亡した、ひき逃げ死亡事件が発生しています。
山口署では、夜の運転ではハイビームを活用すること、制限速度を守ること、普段通っている道にどんな危険が潜んでいるか自覚することの大切さを伝えていました。
また、車のフロントガラスの窓枠も死角になりえるとの講習も行われました。
(地元の参加者)「車いすが止めてあるんですけれど、全然見えなかったですね。」「歩いていても車の運転をしていても、(危険を)予測するということがメーンでしたね。」
(山口警察署・兼安圭三交通課長)「歩行者、自転車、車、それぞれがお互いが気を付けて事故防止をするんだ、このようにすれば交通事故に会わなくてすむんだという考えでみなさんに安全に通行していただきたい。」
山口警察署では夜歩行する際は、反射材を身に着けてほしいとしています。
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