米軍岩国基地で22日夜、正体不明のドローンが飛行した疑いがある事案について、米軍は23日、「滑走路上空でのドローンの目撃情報を調査するために滑走路を一時的に閉鎖した」と明らかにしました。その後、航空安全上の脅威はないと判断し、運用を再開したということです。
また米軍は「現在も調査中の事案で、これ以上の詳細は言及しない」としています。
国土交通省などによりますと22日午後7時ごろ、米軍から「滑走路の使用を中止する」と連絡があり、約1時間後に解除されました。基地の滑走路を利用する岩国錦帯橋空港発着の全日空2便が遅れ、乗客246人に影響が出ました。
小型無人機等飛行禁止法により、岩国基地周辺のドローンの飛行は原則として禁止されていて、警察はドローンが飛行していたのかなどを調べています。