●この先の年末年始は 今週末&年明けに強い寒気流入
●寒気流入時は県内でも雪や路面凍結などが心配 帰省の際などの車の運転に注意
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1週間後は、もう元日!クリスマスが過ぎるともう新しい年も間近です。きょう25日(水)は朝はグッと冷えたものの、昼間は少し寒さが和らぎましたが、この先、またグッと寒さが増すタイミングが…。あす26日(木)にかけて北日本を低気圧や前線が通過し、その後、再び等圧線が縦じま模様の冬型気圧配置となっていきます。
まず今週末にかけて日本付近は、寒気の流れ込みが強まってきます。土曜日は平地で雪の目安となる強い寒気が県内を包んでくる見通しです。
その後、大晦日に向けてはいったん寒気は少し北に退いていきそうですが…。
新年を迎えて3が日の後半ほど再び冬型の気圧配置が強まって、また強い寒気に包まれてくる見通しです。
年の瀬の今週末にかけて、そして年明けと、この年末年始は大きく2度、厳しい寒さの波がやってきます。特に、今週末の土曜日頃、さらに年明けのタイミングでも雪や路面凍結の心配もあるため、年末年始、帰省の際などの車の運転は十分ご注意下さい。病院も休みの所が多い年末年始、体調管理にもいっそう気を付けましょう。
さらに北日本や北陸方面ほど大雪での交通機関への影響も心配されます。帰省などで移動の予定がある方は柔軟な対応ができるように心構えをお願いします。
今夜~あす26日(木)夜明け前は、気圧の谷の通過でわずかに通り雨の可能性があります。日中は少し晴れ間が出て、気温も多くの所で2桁と寒さも和らぎますが、気温上昇はつかの間…。夜にかけては冷たい北風とともにまた寒さが増し、再び雲も増えてくるでしょう。
金曜日から週末にかけては、最高気温でも1桁止まり…と一気に厳しい寒さになる見込み。また、金曜日の夜から土曜日にかけて、山間部ほど雪化粧。市街地も雪が舞う可能性があります。
大晦日にかけてはいったん寒さは緩みますが、年明けは元日の朝は少し晴れ間があるものの、その後は再び強い寒気の流れ込みで雲が増え、雪が舞うこともある厳しい寒さになるとみています。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)