山口県の村岡知事はことし最後の定例会見を開きました。
山口県ゆかりの選手が世界で活躍したことや、県産品の海外輸出が進んだことなどから、ことしの漢字を次のように表しました。
(山口県 村岡知事)「『発』です。発信とか発表の発。山口発世界という、ことしそういった年だったと思う。例えば、ニューヨークタイムズで年明け早々、山口の魅力を世界に対して発信されました。山口ゆかりの加納虹輝選手が金メダル獲りました。パラリンピックでも廣瀬選手が金メダル河村勇輝選手が世界の舞台で活躍している。 世界に対して山口を発信していくことが様々あった。」
村岡知事は元日の能登半島地震などを受けて、改めて防災減災対策の必要性を述べました。
その上で県としては、ことし韓国などとのチャーター便運航や県産和牛の台湾初輸出が決定したこと、半導体関連産業をはじめとする競争力を持つ技術や製品が世界に発信されたと振り返りました。
一方、JR美祢線の復旧方法の1つとしてJRがこのたび、専用道路も使ったバス輸送を示したことについて村岡知事は「地元の人が支障なく移動できる環境を整備するために真摯に話し合うことが重要」と議論の行方を見守る考えを示しました。