●強烈寒波はこれからピークへ
●山間部は今夜以降で再び積雪増加 市街地も9日(木)夕方以降で雪化粧や路面凍結エリア拡大へ
●10日(金)朝にかけては強烈な冷え込み 水道管凍結対策も万全に
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昨夜から今朝は、県内は度々雪雲が流れ込んだ所が多く、山間部では雪が積もった所も。きょう8日(水)午前中は、徳佐で8センチ、秋吉台では1センチの積雪を観測しました。
午後は少し落ち着いた空模様になりましたが、これからが強烈寒波の本番です。
今夜以降、再び雪雲、雨雲が度々流れ込みやすくなり、いっそう風の冷たさも増し、強烈寒波はピークを迎えます。山間部では今夜以降で再び積雪が増えていきそうです。
さらに、あす9日(木)夕方頃からは、一段と雪の勢いが増してきます。
市街地、平地でも、あす9日(木)夕方以降、あさって10日(金)の朝にかけて、山口市内のほか下関など沿岸部も雪化粧の可能性があります。あす9日(木)は、朝よりも夕方以降の方で、車での移動が厳しい状況になる、と心得てください。
県内は、山地では今夜以降、平地も9日(木)夕方～10日(金)午前にかけて降雪量がまとまり、大雪となるおそれが高まってきています。山間部は、車は冬タイヤ装着でも走行には注意を要する雪深さとなる所があるほか、沿岸部まで広く積雪や路面凍結で、高速道路や国道2号などの幹線道路の車の流れにも影響が出てくる可能性もあります。
あす9日(木)～10日(金)と、車での不要不急での移動などは、決して無理をしないように。予定を柔軟に変更したり、やむを得ず車を使用する場合もガソリンは満タンにする、時間に十分ゆとりを持つ、などの心構えをお願いします。
また、大雪とともに極端な寒さにもなります。あす9日(木)夜以降は特に、水道管凍結対策なども万全に、お願いします。
今夜から、山間部ほど再び雪の降り方が強まりそうです。沿岸部では、あす9日(木)朝は雨交じりの所も多いですが、夕方から一気に雪の降り方が強まり、夜には沿岸部も雪化粧が始まる所があるでしょう。風も一段と強まり、気温も上がらず凍える寒さ。徳佐は一日中、気温が氷点下の「真冬日」の予想です。
あさって10日(金)の朝にかけて、市街地、沿岸部も広く積雪や路面凍結により、交通規制などの影響も広がる心配があります。また、金曜日、さらに土曜日も朝は強烈な冷え込みで水道管凍結などへの注意も必要です。空模様は、金曜日の日中以降は雪は落ち着き、土曜日はいったん晴れ間も十分ですが、日曜日は気圧の谷の通過で、ぐずつく天気となるでしょう。
（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）