去年1年間に県内で交通事故によって亡くなった人は51人で前の年を大幅に上回りました。
県警によりますと県内で去年1年間に発生した人身事故の件数は2152件で前の年より117件少なくなりました。
一方で、交通事故により亡くなった人の数は前の年をおよそ1.5倍となる51人で、このうち、65歳以上の高齢者は38人となっています。
また、亡くなった高齢者のうち8人が夜間の歩行中に事故にあっていて、全員が反射材を付けていなかったということです。
県警交通企画課は高齢者を被害者にも加害者にもさせない取り組みが必要としたうえで、運転に不安があれば安全運転相談窓口を活用し、夜間に歩く際は反射材の着用や周囲の安全をしっかり確認するようにしてほしいと呼びかけています。