山口県内は今朝にかけて市街地でも広く雪が積もり、さらに強烈な冷え込みにもなりました。寒波の峠は越え、県内では大雪のおそれはなくなりましたが、あす朝にかけても再び強烈な冷え込みに注意が必要です。
午前8時前の山口駅周辺、道路にうっすらと雪が積もっていました。
傘をさしたり足元を気にしたりしながら学校や職場に向かう人たちの姿が多く見られました。
(高校生は)
「めちゃくちゃもう東北かなと思うくらい寒かった。学校に行けるかなと心配でしたが、行けたのでよかったです」
(通勤の人は)
「ちょっと滑るので怖いですね。職場は近くですが怖かったです」
冬型の気圧配置が強まり、上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込んだ影響で、今朝にかけて度々雪の降り方が強まり、市街地でも多くの所で雪景色が広がりました。
積雪は、これまでに最大で下関で4センチ、山口市中心部で3センチを観測したほか、山間部の山口市阿東徳佐で午前8時に24センチ、美祢市秋吉台で午前9時に8センチを観測しました。
また、今朝の最低気温は徳佐で氷点下7.3度まで下がったほか、市街地でも氷点下3度前後と強烈な冷え込みにもなりました。
きょう日中は次第に雪雲の流れ込みは少なくなっていて、県内では大雪のおそれはなくなりましたが、居座り続ける強い寒気の影響で厳しい寒さは続いています。
また、今夜からあす朝にかけても、再び広く氷点下の強烈な冷え込みになる見込みで、気象台では、路面や水道管凍結への十分な注意を呼び掛けています。
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