周南市に住む60代の男性がSNSを通じて知り合った人物から、現金10万円と暗号資産およそ950万円相当をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺の被害にあいました。
被害にあったのは、周南市に住む団体職員の60代の男性です。
男性は去年10月に日本人女性を名乗る人物とSNSを通じて知り合い、やり取りをしていたところ「暗号資産投資をしないか」「毎回の取引で最低でも10%の利益が得られる」などと勧められたということです。
指示通りに手続きを行えば利益が得られると信じた男性は、10月19日に指定された銀行口座に10万円、さらに10月21日から11月7日までの間、7回にわたり指定されたコインアドレスに暗号資産949万6000円相当を送金し、だまし取られました。
周南警察署によりますと、男性は、日本人女性を名乗る人物に恋愛感情を抱いていて、相手とは音声通話やビデオ通話でもやりとりがあったということです。
警察は「電話やSNSで投資を進めるのは詐欺の手口」 として、注意を呼び掛けています。