日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として、田布施町に伝わる民話を基にしたアニメ作品が完成しました。
「実は私は、刎島沖の海の底におりまする」
「海の底…!」
全国各地の海にまつわる民話をアニメーション化して、後世に伝えようと進められている「海ノ民話のまちプロジェクト」。
今回お披露目されたのは田布施町に伝わる「ゆき姫物語」です。田布施町沖で海難事故に遭ったゆき姫が、男性のもとに現れ「遺髪と櫛を父親に渡してほしい」などとお願いをするストーリーで、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として制作されました。
田布施町・東浩二町長
「(海を)使ってこの地域も発展してきた。アニメを使って親しんでもらうのが一番いい。」
アニメは1月18日からYouTubeで配信されるほか、地元の児童への上映会も予定されています。
山口県内でこのプロジェクトによるアニメが制作されたのは、2023年の岩国市に続いて2例目となります。
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