岩国市が、医師不足を主な理由として錦中央病院を「診療所」に転換する方針を固めたことが分かりました。
外来診療の時間や科目は維持するものの、入院の病床数を半分以下に減らし、夜間・休日の救急外来の受付を停止する方向です。
関係者によりますと、岩国市は市立錦中央病院についてことし4月に「病院」から「診療所」に転換し、名称も「錦中央医院」とする方針を固めました。
医師の退職などにより、病院として存続するために必要な医師の数「3人」を確保するのが困難な見通しとなったことが主な要因です。
病床数は、現在の53から19へと半分以下に減らします。
外来診療の時間・科目は維持しますが、現在は行っている夜間・休日の救急外来の受付を停止します。
岩国市は1月25日と26日に錦町などで住民説明会を開き、理解を求めたい考えです。
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