山口県の新年度予算編成に向け事業内容を精査する知事査定が始まりました。
知事査定は、県の各部局から提出された新年度の当初予算の原案を知事自ら最終判断するもので、1週間程度かけて査定します。
新年度予算について村岡知事はこれまで「若い世代や女性のニーズに的確に応える人口減少対策を一層強化する」との考えを示しています。
(村岡知事)「生活を支える面でも人手不足が県民生活に影響を及ぼしていますので、幅広い人材の確保、定着の実効性ある取り組みをしないといけない。防災減災対策もしっかり強化しないといけない。山口県に住むことの豊かさや安心感を高められる予算を作りたい。」
今年度の当初予算は一般会計で総額7440億円で、第2子以降の保育料無償化や不妊治療費の全額支援などが行われています。
知事査定を経て編成される予算案は2月定例会に提出され、審議されることになります。
なお、国の予算審議の影響について担当課は「行方を注視するしかない」としています。
この記事の動画はこちらから再生できます