長門市はこの春開学するオンライン大学(ZEN大学)の地域連携プログラムに全国で初めて参加すると発表し、連携協定を結びました。
長門市や市教育委員会と事業連携協定を結んだのは、学校法人角川ドワンゴ学園です。
ドワンゴと日本財団はことし4月、オンラインのZEN大学を開学し、年間授業料38万円で「情報」や「経済・マーケット」「デジタル産業」などを横断的に学べるカリキュラムを用意しています。
今回の連携協定により、ZEN大学の学生が長門市で一定期間生活しながら、地域課題解決に取り組むことになり、まずは、来年度市内の林業事業者とともにスマート林業の導入などを目指すということです。
(大学サイド)「(大学生が)長門市に来て、長門ならではの社会課題を一緒に考えていく。まさにこれが教育と考えています。その本来の姿を我々は作り上げているだけ。」
(長門市 江原達也市長)「地方は大学進学時に学生が都市圏に出ていくのが最大のネック。(ZEN大学は)流出防止という意味からも非常にありがたい大学。」
ZEN大学との連携協定は全国で初めてで、長門市は今後、林業以外の一次産業やIT関連企業との連携も進めたいとしています。
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