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全線運休続くJR美祢線 美祢市など沿線自治体は代行バスの増便や快速便の継続をJR西日本に要望

KRY山口放送 2025年1月24日 6時15分

おととしの大雨災害により全線運休が続く山口県のJR美祢線。

美祢市をはじめとする沿線自治体が現在、実証的に行われている代行バスの増便や快速便を継続的に運行することなどを求める要望書をJR西日本に提出しました。

23日、広島市のJR西日本広島支社で美祢市の篠田洋司市長が長門市・山陽小野田市を含む沿線自治体を代表してJR西日本中国統括本部の広岡研二 広島支社長に要望書を手渡しました。

おととしの大雨災害により全線運休が続くJR美祢線。

JRと地元自治体は鉄道による復旧と鉄道以外の手段による復旧の調査検討を進めていて、去年10月から代行バスの増便と快速便の導入が実証的に行われています。

(美祢市 篠田洋司市長)「交通復旧までの間、何とかして(代行バスの)速達性、定時制を確保したいというのが3市長と住民の思いです。」

要望では実証期間がことし3月21日までとなっていることから、利便性を維持するため期間終了後も継続的な運行をJR西日本に求めました。

(JR西日本 広岡研二広島支社長)「いったんは(実証期間が終わり)代行バスの状態に戻るというのは基本としつつ、何か工夫が出来ることがあるのかどうか引き続き相談しながら考えていく。」

また、要望書には美祢線の線路内や駅舎周辺などの環境整備を定期的に行い、景観の維持を努めることも盛り込まれています。

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