下関市は災害が発生した際に市内で建設機器のリース・販売を行う会社から建設機器や資材の提供を受ける協定を結びました。
下関市役所で行われた締結式では、市内に本社を置くキロクの森脇大陽会長と前田市長が協定書に押印しました。
協定では下関で大規模な災害が起きたとき、被害の拡大防止や避難所をスムーズに運営するためキロクが資機材を市に迅速に供給することになっています。
供給される資機材としては、海水を生活用水として利用できるようにする浄水器や、避難所に設置するヒーター、それに車椅子や介護用ベットなど医療・福祉関連の機器があります。
(キロク 森脇大陽会長)「元々私が歯科医師ということもあって医療・介護・福祉に知識があるので、避難所で被災者に我慢をしいるのではなくて、むしろ快適に避難所生活を過ごしていただく。この考え方のもと、様々な資機材や知識や技術の向上につとめています。」
キロクでは下関市を含め山口県内の14の市町で同様の協定を結んでいます。
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