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【山口天気 夕刊2/4】今季最強寒波のピークへ…5日(水)夜~6日(木)午前にかけて「大雪警報」の可能性

KRY山口放送 2025年2月4日 18時46分

●強烈寒波はこれからピーク…あす5日(水)夜~6日(木)午前で大雪警報の可能性

●積雪や路面凍結による交通の乱れのほか、停電などライフラインへの影響にも十分注意を

●強烈寒波は長丁場…金曜日の午後から土曜日も、再び雪が強まる見通し

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KRY山口放送

冬型の気圧配置が一段と強まり、強烈寒波が始まりました。きょう4日(火)は最高気温でも3度前後に止まる、冷蔵庫並みの凍える寒さの一日となり、さらに断続的に雪雲が流れ込んで、山間部ほど積雪が一気に増えてきており、午後4時で徳佐で32センチの積雪を観測しました。

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しかし、強烈寒波はまだこれからがピークです。今夜も山間部や内陸中心に少し積雪が増えることがあり、さらにあす5日(水)は雪雲の流れ込みが一段と強まっていき、夕方以降は積雪があっという間にドサッと増えるほどの強い雪となるおそれがあります。

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あす5日(水)夜から、あさって6日(木)午前にかけてが、特に雪の降る量が一気にまとまり、県内で大雪警報が出る可能性も高まってきています。

山間部ほどドカ雪…車のタイヤが雪で埋まり、峠越えは困難な状況にもなってきそうです。沿岸部も雪が積もるエリアがいっそう拡大してくる予想で、高速道路や国道2号などの幹線道路の交通状況にも十分注意が必要となるほか、普段雪が積もりにくい柳井方面などでも今回は積雪、凍結に要注意となってきそうです。

県内でもし大雪警報が発表されれば2年ぶりの出来事にもなります。数年に1度レベルの強烈寒波と心得て、安全第一の行動の心がけをしっかりお願いいたします。

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警報級の大雪への心構えです。

●車の運転は路面への積雪のほか、道路への倒木などで移動困難になる可能性も考えて出来るだけ無理な移動は控えて。

●ドサッと雪が積もる山間部ほど、ビニールハウスなどの倒壊や屋根からの落雪にも気を付けて。

●停電にも備え、防寒対策、スマートフォン充電も進めておきましょう。

●凍り付くような寒さが続きます。市街地でも水道管凍結対策を入念にお願いします。

寒波の間、家で巣ごもりの予定という方でも、電気や水道のライフラインの状況に十分お気を付けください。

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今夜~あす5日(水)にかけて断続的に雪が降りやすく、朝の時点で下関や宇部、防府、周南など沿岸の地域でも雪化粧の所が多くなっていきそうです。さらに、夕方以降、一段と雪の降り方が強まっていき、山間部ほど積雪が一気に急激に増えてくるおそれがあるほか、沿岸部も雪に伴う視界不良などに十分注意が必要です。

凍える寒さも続き、一度雪が積もり出すとなかなか解けない見通しです。

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あさって6日(木)にかけて、いっそうまとまった雪、大雪に十分な警戒をお願いします。金曜日は一時的に昼頃はいったん雪がみぞれや雨に変わるものの、夜から再び強まる寒気の影響で断続的に雪となり、土曜日にかけても新たに積雪が増えるおそれがあります。強烈寒波は、多少の強弱を繰り返しながらも影響が長く続きそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

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