山口県教育委員会は勤務する学校の保護者と不適切な関係にあった公立小学校の男性教諭と、自転車の酒気帯び運転で検挙された山口松風館高校の男性教諭を懲戒処分としたと発表しました。
懲戒処分を受けたのは公立小学校の50代の男性教諭と、山口松風館高校の60代の男性教諭の2人です。
公立小学校の男性教諭は今年度、勤務する学校の保護者と私的な連絡をとる中で、保護者に好意を持っていることを伝え不適切な関係となり、勤務時間中にSNSで連絡を繰り返し行ったり、子供の前で自身と保護者との関係に関する不適切な発言をしたりしていたということです。
また、山口松風館高校の男性教諭は去年12月、福岡市の飲食店でビールジョッキ4杯を飲んだ後、帰宅するため自転車を運転していたところ警察の呼気検査で基準値を超えるアルコールが検知されたため自転車の酒気帯び運転で検挙されたということです。
県教育委員会は「公務員としての職の信用を著しく失墜させるもの」として、保護者との不適切な関係があった公立小学校の男性教諭を停職6か月、自転車の酒気帯び運転で検挙された山口松風館高校の男性教諭を停職3か月の懲戒処分としました。