香川県坂出市の老人ホームで保管していた現金490万円余りを横領した疑いで、警察は9日、元出納職員の男(40)を再逮捕しました。
警察によりますと、男は2020年4月10日ごろから2021年3月9日ごろまでの間、複数回にわたって老人ホームで保管していた現金、合計約491万2844円を横領した疑いが持たれています。
男は同じ老人ホームで2017年9月から2019年3月ごろまでの間に565万円余りを横領した疑いで7月10日に逮捕。さらに2019年4月ごろから2020年3月ごろまでに553万円余りを横領した疑いで7月31日に再逮捕されました。
警察の調べに対し、男は「横領したことを認めないです」と容疑を否認しているということです。
男は2008年から2022年までこの老人ホームを経営する社会福祉法人で出納職員として勤めていて、警察はさらに余罪があるとみて捜査しています。