香川県警は11日、徳島県美馬市の会社役員の男(66)と女(63)、香川県綾川町の警備員の男(67)の3人を電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで逮捕しました。
警察の調べによりますと、3人は共謀して2022年11月、会社役員の男が経営する徳島県内の中古車販売会社が販売する中古車の自動車登録番号標（ナンバープレート）を取得するため、警備員の男の名義と住所を使って香川運輸支局に登録申請を行い、自動車登録ファイルに記録をさせ、ナンバープレートを交付させた疑いが持たれています。
警備員の男は中古車販売会社の元関係者で、警察の調べに対し「会社ぐるみで不正登録した」と容疑を認めていますが、あとの2人は容疑を否認しているということです。
香川県警は、関係機関から情報提供を受けて捜査していました。警察は余罪があるとみて捜査しています。