12日午後7時10分ごろ、高松市の繁華街で、韓国籍の観光客の女性（32）のリュックを手で引っ張ったとして、広島県の海上自衛呉警備隊に所属する1等海曹の男（43）が暴行容疑で現行犯逮捕されました。通行人3人が「女性が襲われている」として、男を取り押さえました。
男は「何もやっていない」と容疑を否認していて、警察がいきさつを調べています。
海上自衛隊によると、男は自衛隊の広報業務で高松市を訪れていて、勤務後に飲食店で飲酒した後だったということです。
海上自衛隊呉警備隊司令の伊藤裕雅1等海佐は「当隊の隊員が逮捕されたことについて、大変重く受け止めております。今後警察の捜査に協力するとともに事実関係をもとに厳正かつ適切に対応してまいります」とコメントしています。