2024年6月、高松市で19歳の男性が刃物で刺され死亡した事件です。
高松家庭裁判所は殺人などの非行内容で高松家庭裁判所に送致された19歳の男について、刑事処分が相当として検察に「逆送」することを決めました。
この事件は2024年6月、高松市田村町の路上で解体作業員の髙井叶夢さんが左胸を刃物で刺され死亡したものです。
その後、髙井さんの同僚だった19歳と18歳の男2人が逮捕され、高松家庭裁判所に送致されました。
高松家裁は、2人のうち殺人などの非行内容で送致された19歳の男について、刑事処分が相当として高松地検に送り返す、「逆送」を決めました。
逆送の理由について高松家裁は、「本件犯行の罪質、態様、遺族らの感情、社会的影響などを勘案し 刑事処分以外の措置を相当と認めるような特段の事情は見当たらない」としています。
暴力法違反ほう助の非行内容で送致された18歳の男については、高松家裁が少年院に送致し、2年間収容することを10月1日に決めています。