10月の防犯月間に合わせ、大手電機メーカーのパナソニックが防犯意識に関する全国調査をしました。調査で都道府県別の防犯意識の違いや傾向などが明らかになったとしています。
調査によりますと、「自宅の防犯対策をしようと思ったことがある」と回答した人が最も多かったのは「香川県」となりました。
Q現在、防犯対策はしていますか?
A「しっかり対策をしている」
1位 奈良県24.0%
2位 東京都23.0%
3位 京都府22.0%
A「まったく/どちらかといえば対策をしていない」
1位 鳥取県47.0%
2位 熊本県42.0%
3位 高知県39.0%
Q自宅の防犯対策をしようと思ったことがありますか?
A「ある」
1位 香川県87.0%
2位 奈良県86.0%
3位 群馬県85.0%
A「ない」
1位 熊本県/沖縄県/千葉県31.0%
2位 福井県30.0%
3位 宮城県/徳島県28.0%
Q今住んでいるエリアは、治安が良く安心して暮らせると感じますか?
A「感じる」
1位 秋田県49.0%
2位 島根県44.0%
3位 宮城県43.0%
A「感じない」
1位 滋賀県30.0%
2位 高知県25.0%
3位 栃木県/群馬県/山梨県23.0%
Q防犯対策をしない理由は何ですか?
A「近所の方の目があるので防犯の必要性を感じていない」
1位 沖縄県26.7%
2位 広島県25.0%
3位 岩手県23.5%
防犯アドバイザーの佐々木成三さんは「地方は都心部に比べ防犯意識が低い傾向が見受けられるが、『田舎だから大丈夫』という考えはもはや通用しません。治安がいいため街灯が少なかったり、防犯カメラが設置されていない環境は犯罪者にとって犯行しやすい場所」と指摘しています。
調査は2024年9月、全国の20~60代の4700人にインターネットで行いました。