子どもたちがオリンピアンとふれあいました。岡山市の小学校に女子マラソンで活躍した重友梨佐さんが訪れ、子どもたちと一緒に体を動かしスポーツの楽しさを伝えました。
岡山市中区の平井小学校を訪れたのは、女子マラソンで活躍した元天満屋女子陸上競技部の重友梨佐さんです。
重友さんは備前市出身で井原市の興譲館高校を卒業し、2012年のロンドンオリンピックに出場した郷土のオリンピアンです。
準備運動を終えると重友さんは参加した6年生、約130人へ、走り方のコツを教えました。
(ロンドン五輪出場 備前市出身/重友梨佐さん)
「手を組んでなるべく真上に伸ばした状態から手をダラーンと下ろしてください。走る時はこのままだと進みづらいので、そこからその真っすぐの姿勢を維持しながら倒れて進むような感じ」
このイベントは子どもたちにスポーツの楽しさや頑張ることの大切さを伝えようと岡山市が行っている「トップアスリート交流促進事業」の一環です。
子どもたちは走り方のコツを習うと、お待ちかねの鬼ごっこの時間。重友さんと一緒に元気いっぱいに体を動かしていました。
(交流した小学6年生は―)
「本当にうれしかった。オリンピック選手と会うのが初めてで、足も速くてすごかった」
「自分はバレーボールに少しだけ憧れていたので、今回習ったことを生かしたりして頑張りたいなと思った」