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災害時に約100tの水を確保 「耐震性貯水槽」の説明会 地域住民が水の汲み上げなど体験 岡山・倉敷市

KSB瀬戸内海放送 2024年10月22日 18時17分

 南海トラフ地震など災害時に飲み水を確保するための「耐震性貯水槽」の説明会が倉敷市で開かれました。

 倉敷市水道局が水島緑地福田公園に設置した「耐震性貯水槽」。説明会には約40人の地域住民らが参加し、貯水槽から水を汲み上げるなどの体験をしました。

 この貯水槽は水道管とつながっていて、約100tの水をためることができます。1万人が3日間水を飲んで過ごせるほどの量だということです。

 また、貯水槽の近くにある器具庫には必要な道具や説明書などが備えられていて、水道局の職員が対応できない場合でも、地域住民が給水できるようになっています。

(参加した地域住民)
「あってはならないけど、災害時にみんなでこういう所へ寄ってでも、そういった水が確保できるということは大変すばらしいことだと思います」

(倉敷市水道局 水道建設課/室本誠司 主幹)
「こういう体験をすることで、思ったよりも皆さんできていたと思いますし、今後の防災対応力の強化という意味でも、いい体験会になったのではないかなというふうに思っております」

 倉敷市水道局は、水島、倉敷、児島、真備、玉島の5つの地区に1カ所ずつ耐震性貯水槽を設置しています。

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