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岡南飛行場に小型飛行機が6年停留 使用者に未納の停留料の支払い命じる判決 岡山地裁

KSB瀬戸内海放送 2024年10月30日 18時2分

 岡山県が管理する飛行場に個人が所有する小型飛行機が料金を支払わずに停留していて、県が使用者に停留料の支払いなどを求めている裁判です。岡山地裁は使用者に支払いなどを命じる判決を言い渡しました。

 この裁判は、岡山市南区の岡南飛行場に2016年から止まっている小型飛行機の使用者が2018年10月以降、停留料を支払っていないとして岡山県が約173万円の支払いと機体が止まっている土地の明け渡しなどを求めているものです。

 これまでの裁判で使用者は「金がなく支払いが困難な状況だ」と主張していました。

 岡山地裁の大嶺崇裁判官は、「使用者が支払わない理由はない」として全額の支払いと土地の明け渡しなどを命じる判決を言い渡しました。

 岡南飛行場には使用者が異なる別の1機も2017年から停留していて、2018年から停留料が支払われていません。

 岡山簡易裁判所が2024年3月、使用者に一部の支払いを命じる判決を出しましたが、岡山県は残りの未納分の支払いを求めるため追加で提訴する方針です。

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