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赤ちゃんを放置して死なせた罪 39歳女に懲役5年求刑 検察側「意図的に救命せず」 弁護側「知的障害があり相談できず」 岡山地裁

KSB瀬戸内海放送 2024年11月1日 17時56分

 自宅で産んだ赤ちゃんを保護せず放置して死なせた罪に問われている女の裁判で、検察側は懲役5年を求刑しました。

 保護責任者遺棄致死の罪に問われているのは、岡山市の無職の女(39)です。

 起訴状などによりますと女は2023年10月、産んだ赤ちゃんを保護せず約3時間放置し、低体温症で死なせた罪に問われています。

 1日の裁判で検察側は「被告は容易に119番通報できたが、それをせず意図的に救命しなかった」などと指摘し、懲役5年を求刑しました。

 一方、弁護側は「被告は知的障害があり、誰にも相談できなかった」また「赤ちゃんの死因が低体温症とは断定できない」などとして無罪、もしくは執行猶予付きの判決を求めました。

 判決は11月11日に言い渡されます。

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