小豆島の寒霞渓で恒例の「もみじ茶会」 高校の茶道部員らが展望デッキでお点前披露 香川

　日本三大渓谷美の一つとされる、香川県小豆島の寒霞渓で毎年恒例の「もみじ茶会」が3日、開かれました。

　紅葉を見ながらお茶を味わってもらおうと、寒霞渓ロープウェイを運営する小豆島総合開発が毎年この時期に開いています。

　標高612mの山頂駅の展望デッキで小豆島中央高校の茶道部4人と裏千家淡交会小豆島分会の10人がお点前を披露しました。

　3日は30分ごとに来場者を入れ替え、約300人に抹茶とお菓子を振る舞いました。

（観光客は―）
「おいしい。意外と苦くない」

（小豆島中央高校 茶道部／黒﨑和奏 部長）
「おいしかったとコメントを頂けて練習してきて良かったと思う」

　寒霞渓の紅葉はこれから見頃を迎え、11月下旬まで楽しめそうだということです。